オープンソース
サービス起動マネージャ「systemd 219」リリース
Linuxのサービス起動マネージャ「systemd 219」が2月16日(現地時間)、リリースされた。
「systemd」は、Linuxにおいて、ブート時にサービスの起動を行うツール。従来はinitプロセスにより行われてきた作業だが、systemdを用いることにより、並列化が図られる。systemdはinitと互換性を持ちつつ、よりきめ細かいサービス起動作業を提供することが可能となる。現在ではFedoraやCentOSなどに採用されている。
「systemd 219」では、新しいAPI「sd-hwdb.h」が採用されたほか、コンテナイメージをtar、raw、qcow2、dkrなどのフォーマットでダウンロードできる「systemd-importd」も追加されている。その他、いくつかの機能が追加されている。
systemdは、Freedesktop.orgのサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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