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ゼンド・ジャパン、ベース環境にEclipseを採用したPHP統合開発環境「Zend Studio for Eclipse 日本語版」を発表

ゼンド・ジャパンは3月6日、PHPによるアプリケーション開発を効率化する統合開発環境の最新版「Zend Studio for Eclipse 日本語版」を発表した。4月上旬より販売開始予定。

この製品では、従来のZend Studioの機能を継承しつつ、Eclipseをベースプラットフォームとして採用し、ルックアンドフィールの標準化とともにPHP開発に特化したコーディング機能からデバッグ環境までを融合した。これにより、より幅広い層の開発者に使いやすい環境を実現しているという。

他に、想定した複数のシナリオ下でのコード試験を自動実行する「PHPUnit Testing」機能、PHP/HTML ToolboxからHTML要素をドラッグアンドドロップして配置することが可能な「HTML WYSIWYG エディット」機能、「複数プロジェクトの同時操作」などの機能を持つ。

価格は、「Zend Studio for Eclipse 日本語版」が39,800円、アカデミックライセンスが20,000円(いずれも税別)。Zend Studio 5.5日本語版のユーザはダウンロードにて無償でアップグレードできる。30日間のトライアル版も存在する。

対応OSは、Windows(x86)2000/XP/2003/Vista (32bit only)、Linux x86 (32 bit only)、Mac OS X 10.4/10.5 x86 or Power (32 bit only)。対応PHPは、PHP4.x以降。

(川原 龍人/びぎねっと)

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