オープンソース

ファイル同期ユーティリティ「rsync 3.0.0」、正式リリース

ファイル同期転送ユーティリティソフトウェアrsyncの最新版、「rsync 3.0.0」が3月1日 (現地時間)に正式リリースされた。

本バージョンは、rsyncのメジャーバージョンアップに相当する。ファイル転送のアルゴリズムが大幅に変更されている。これにより、rsync 3系列同士でファイル転送を行う場合の転送効率の向上が実現した。

また、特定のユーザ・グループに対するアクセス権の扱いやファイル名の文字コードの変更が可能になった、アクセスコントロールリスト(ACL)を新しくサポートした、Mac OS Xへの対応強化など、様々な機能向上が図られている。

rsync 3.0.0はGPLライセンスの下で配布されており、Webサイトから無償でダウンロード・利用することができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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rsync公式サイト(英文)
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