オープンソース

「Debian GNU/Linux 7.8」リリース

Debian Projectは1月10日(現地時間)、LinuxディストリビューションDebian GNU/Linuxのアップデートリリース「Debian GNU/Linux 7.8」をリリースした。

今回正式リリースされたDebian GNU/Linux 7.8は、「7.7」のアップデートリリース。コードネームは引き続き「wheezy」。

本リリースは、アップデートリリースとなっており、opensslやaptなど複数のパッケージに存在する脆弱性、不具合などの修正がメインのリリースとなっている。重要なセキュリティフィクスも含まれており、Debian 7系列を利用しているユーザは、アップデートが推奨されている。

wheezyがサポートしているアーキテクチャは、 amd64、i386、PowerPC、Intel IA-64(ia64)、SPARC、MIPS、EABI ARM、MIPS、Hard Float ABI ARM、IBM S/390、AMD64。通常のインストールメディアに加え、あらかじめインストールしていない環境でもCD-ROMやUSBメモリなどのライブイメージでも起動できる。

Debian GNU/Linux 7.8は、Webサイトから無償で入手できる。また、7.7からAPTを利用してアップグレードすることもできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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