セキュリティ

HDE、暗号化PDF一斉配信ソフト「HDE Crypto PDFmail 1.0」を発表

ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE)は7月14日、給与明細、クレジットカード利用明細、請求書など、セキュアに配信する必要のあるドキュメントを暗号化して配信する暗号化PDF一斉配信ソフトウェア「HDE Crypto PDFmail 1.0」を7月29日から提供開始すると発表した。

「HDE Crypto PDFmail」は、インターネットを通じて、給与明細やクレジットカード利用明細などの電子文書を暗号化して安全にやり取りを実現するソフトウェア。「Eメールを暗号化する」のではなく、「大事なデータを暗号化して、それをEメールで送る」という発想のもと、データベースの内容に応じて一人一人異なったデータをPDFファイルで送信し、かつそのデータを暗号化する。個人別に暗号化したPDFファイルの一括作成、Eメール配信履歴管理、エラーメール検知によるEメールの到達確認など、PDFファイルの作成からEメール配信、配達履歴管理までをワンシステムで提供する。

暗号化したPDFファイルの復号キーには、暗証番号など一意に識別可能な任意の文字列を自由に設定できるため、受信側に特殊なソフトウェアを必要としない。

対応Linuxディストリビューションは、Red Hat Enterprise Linux ES 3/4およびRed Hat Enterprise Linux AS 3/4。標準価格は3,150,000円 (税込/1CPU版)となっている。また、製品標準価格の15%で年間サポートを提供する。

(川原 龍人/びぎねっと)

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