オープンソース
「LibreOffice 4.3.1/4.2.6-secfix」リリース
The Document Foundationは8月28日(現地時間)、「LibreOffice 4.3.1」および「LibreOffice 4.2.6-secfix」を正式リリースした。
「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススイートの開発に当たっているコミュニティ。SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューターの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOffice の開発に当たっている。
「LibreOffice 4.3.1」および「4.2.6-secfix」は、LibreOffice 4.3系列(最新系列)および4.2系列のアップデートリリース。「CVE-2014-3524」および「CVE-2014-3575」で指摘された脆弱性が修正されている。外部から不正に操作されてしまう危険があり、また他にも100以上の修正が施されているため、ユーザはアップデートが強く推奨される。
「LibreOffice 4.3.1」および「4.2.6-secfix」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)