オープンソース

ワイ・ディ・シー、データベース災害対策ソフトウェアのMicrosoft SQL Serve対応新製品「Standby Express」を発表

ワイ・ディ・シーは7月29日、マイクロソフトのRDBMS「Microsoft SQL Server」に対応した災害対策ソフトウェア「Standby Express」を発売開始した。

「Standby Express」は、Oracle Database用の災害対策ソフトウェアとして300システムの導入実績があるソフトウェア。本番稼働しているデータベースの内容を、他に用意した予備のデータベースに定周期でバックアップする製品。障害発生時などには、キー操作1つでスタンバイデータベースが本番使用可能な状態に数分で切り替わる。高価なバックアップ用のハードウェアを必要とせず、低コストでRTO(目標復旧時間)とRPO(目標復旧時点)を極小化することができる。なお、「Oracle Database版」と「Microsoft SQL Server版」の両方を使用したシステムが共存する企業であれば、全く同じ運用を行うことが可能だという。

同製品に対しては、さまざまなRDBMSへの対応を望む声が寄せられており、今後、オープンソースの「PostgreSQL」や「MySQL」などにも対応する方針だという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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