オープンソース
Oracle、サーバ仮想化製品「Oracle VM 3.3」リリース
Oracleは7月2日(現地時間)、サーバ仮想化製品「Oracle VM 3.3」をリリースした。
「Oracle VM」は、OracleとOracle以外のアプリケーションの両方をサポートするサーバー仮想化ソフトウェア。Xenをベースとしており、オラクル製品と組み合わせたベンチマーク・最適化の結果により、高効率で拡張性に富んだサーバ仮想化環境を低コストで構築できる。ホストOSにWindows、Linux、Solarisが利用できる。
「Oracle VM 3.3」では、SPARCアーキテクチャのサポートを強化し、x86で提供されているレベルに近い機能が提供されるようになった。また、ファイバチャネル、iSCSI、ZFS Volumeなどのストレージが、SPARCプール内の仮想マシンに割り当てられるようになった。その他、いくつかの機能改良が施されている。
「Oracle VM 3.3」は無償で公開されており、Webサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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