オープンソース
openSUSE 10.3リリース
米Novellは10月4日(現地時間)、openSUSE 10.3のリリースを発表した。
openSUSEは、openSUSEプロジェクトにより開発が進められている、誰でも無償で入手・利用できるSUSE Linux。openSUSE 10.3では、ユーザインタフェース、インストールツール、マルチメディアサポートの機能・ユーザビリティが向上している。
カーネルには2.6.22.5を採用。主なコンポーネントは、KDE 3.5.7、GNOME 2.20、OpenOffice.org 2.3、Xfce 4.4.1。KDE 4.0もプレビュー用として収録されている。このほか、管理ツール「YaST」にGTK版が追加されている。
openSUSE 10.3には、デスクトップ環境GNOMEとKDEの最新バージョン「GNOME 2.20」と「KDE 3.5.7」、プレビュー版の「KDE 4」も収録されている。OpenOffice.orgも最新版である「OpenOffice.org 2.3」を収録。また、Linux OSを不正アクセスやウイルスなどから保護するAppArmorも採用されている。
対応プラットフォームは、i386、x86-64、ppc。
openSUSE 10.3は、ダウンロードサイトから無償で入手・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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