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IBM、新しいオフィスデスクトップソフトウェア「IBM Lotus Symphony」を無償提供
IBMは9月18日、ワードプロセッサ・表計算・プレゼンテーションの作成・共有に活用できる無償のソフトウェアツール「IBM Lotus Symphony」を発表した。同ソフトウェアはWindowsとLinuxのデスクトップをサポートしており、誰でも無償で入手・利用できる。
「IBM Lotus Symphony」は、先に発売開始したIBMの「Lotus Notes 8」に含まれているものと同様のツール群。「Lotus Symphony Documents」(ワードプロセッサ)、「Lotus Symphony Spreadsheets」(表計算)および「Lotus Symphony Presentations」(プレゼンテーション)の3つの中核アプリケーションから構成される。WindowsおよびLinuxのデスクトップをサポートしており、オフィスでの典型的な生産性向上業務の大部分が扱えるようになっている。また、Microsoft OfficeやOpen Document Format(ODF)など複数のファイル形式をサポートしており、コンテンツをPDF形式で出力することもできる。
「IBM Lotus Symphony」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
IBMは、先週OpenOffice.orgに参加することを発表しており、技術面・リソース面で貢献していくことを発表した。同コミュニティとの共同作業により、オフィスソフトウェア市場におけるイノベーションを推進していくという。
(川原 龍人/びぎねっと)
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