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HDE、フィルタリング処理能力を大幅に向上させたspamメール対策ソフト「HDE Anti-Spam 2 for Gateway」を発表

HDEは7月23日、フィルタリング処理能力を大幅に向上させたspam(迷惑メール)対策ソフトウェアの最新版「HDE Anti-Spam 2 for Gateway」を発表した。同製品は、従来のバージョンに搭載されたフィルタリングアルゴリズムに、新しく10種類のフィルタリングアルゴリズムが追加されており、フィルタリング処理能力が大幅に向上しているという(追加されたアルゴリズムは、DKIM、greylisting、RCPT TO検証、PIPELINING検査、S25R、tarpittingなど)。

spamの増加により、フィルタリングサーバが過負荷になるという問題が生じていた。このため、「HDE Anti-Spam 2 for Gateway」では、メール接続時にメールの正当性を判断するフィルタリング技術を採用し、spam処理のパフォーマンスを向上させた。その他、レポート機能の強化、柔軟なフィルタリングアクションが施されている。

また、中小企業向けの50ユーザー版の新設、1000ユーザ以上の購入者を対象とした半額キャンペーンなども行われる。

対応Linuxディストリビューションは、Red Hat Enterprise Linux 5/ES 4/AS 4/WS 4/ES 3/AS 3/WS 3、Turbolinux 10 Server、CentOS 4/5となっている。価格は、50ユーザ版が210,000円(税込)、半額キャンペーンでは1,000ユーザ版が通常価格1,449,000円のところ、724,500円で提供される。また、年間サポート(製品購入時必須)は製品標準価格の15%で提供される。

(川原 龍人/びぎねっと)

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