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日本HP、HP Moonshot Systemにリモートデスクトップ、Web/データ分析向けのカートリッジサーバ2機種を発表

日本ヒューレット・パッカードは1月9日、サーバシステム 「HP Moonshot System」のラインアップを拡充し、AMD Opteron Xシリーズを搭載したリモートデスクトップ向け「HP ProLiant m700 サーバカートリッジ」と、アーキテクチャを刷新したIntel Atom プロセッサを搭載した「HP ProLiant m300 サーバーカートリッジ」を発表した。

「HP ProLiant m700」は、1つのカートリッジに独立した4ノードを実装し、4.3Uのシャーシに45カートリッジ180ノードを実装可能なサーバーカートリッジ。本カートリッジは、CPUコア4基、GPUコア128基を持つ省電力APU「AMD Opteron X2150」を搭載し、Windows7などのクライアントOSをサポートすることにより、仮想化しないリモートデスクトップ環境に適しているという。これにあわせ、リモートクライアント接続に最適化したシンクライアント「HP t620」の提供を開始し、リモートクライアントソリューションを強化する。

「HP ProLiant m300」は、アーキテクチャを刷新した最新のサーバ向けIntel Atom C2750と32GBメモリを搭載し、Webサーバ用途のみならず、コンテンツ配信、ビッグデータのオンライン分析などの処理に対応する。

さらに、日本HPは2014年度より「HPサーバー事業統括本部」を新設し、サーバー事業体制を刷新する。これまでサーバー製品のテクノロジー(UNIXサーバー/NonStopサーバー、x86サーバー)別に構成されていた組織を統合、「エンタープライズ・サーバー」、「ハイパースケール・サーバー」、「コア・サーバー」の製品グループに再編した。同時に、これらの製品群の販売を推進する営業組織を、ミッションクリティカルシステムのサーバー専任営業と、業種毎のサーバー専任営業で構成し、顧客ニーズに適したサーバの提案力を強化する。

(川原 龍人/びぎねっと)

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