オープンソース
Google、オープンソースのプログラミング言語「Go 1.2」を正式リリース
Googleは12月1日(現地時間)、オープンソースのプログラミング言語Go初の正式版、「Go 1.2」をリリースした。
Goは、Pythonのようなダイナミック性と、C/C++のようなコンパイル言語の特徴をあわせ持ったプログラミング言語。コンパイラとランタイムライブラリから構成されており、短時間でコードのコンパイルが可能。並列プログラミングもサポートしている。インタプリタ言語とコンパイル言語の長所を採り入れ、新たなポジションの確立を目指すという。
Go 1.2では、スケジューラの改良による並列計算の強化、スライスキャパシティに関する文法の追加、ライブラリの強化などが施されている。
Go 1.2は、BSDベースの独自ライセンスに則って、Linux版とMac OS X版がオープンソースで公開されている。
(川原 龍人/びぎねっと)