オープンソース

「Apache Hadoop 2.2.0」リリース

Hadoop Projectは10月16日(現地時間)、分散処理フレームワーク「Apache Hadoop 2.2.0」をリリースした。

「Hadoop」は、大規模なデータを処理する際、複数のマシンに分散して処理できるオープンソースのフレームワーク。処理を記述するプログラミングモデル「MapReduce」と、MapReduceで処理するデータを扱う分散ストレージ「HDFS」からなる。

「Hadoop 2.2.0」は、これまで開発版であった2.0系列における、初の正式リリース。「Hadoop 2.2.0」では、分散処理管理システム「YARN」の採用、可用性の向上、Windowsサポートの強化、その他パフォーマンスの強化などが施されている。

Hadoopは、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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