オープンソース
ディスプレイサーバ「Wayland 1.2.0」リリース
ディスプレイサーバWaylandの最新版、「Wayland 1.2.0」が7月12日(現地時間)、リリースされた。
Waylandは、UNIX系OS向けのディスプレイサーバおよびプロトコル。デスクトップの画面描画を行うシステムで、X Window Systemの代替となるシステムとなることを目標にしている。ライセンスはMITライセンス。
Wayland 1.2.0では、ディスプレイサーバ向けAPIのステータスを「stable」に更新した。また、weston.iniからプロファイルを読み込むCMSプラグインおよび、colordと統合できるプラグインといったカラーマネジメント機能を新しくサポートした。
なお、UbuntuやFedoraなどのLinuxディストリビューションは、将来ウィンドウシステムをX.OrgからWaylandへ移行する予定を発表している。
Wayland 1.2.0およびWayland 1.2.0のリファレンス実装「Weston 1.2.0」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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