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SELinux Policy Editor Project、SELinuxの設定を簡易化するツール「SELinux Policy Editor 2.1」をリリー
SELinux Policy Editor Projectは2月26日、SELinuxの設定を簡易化するツール「SELinux Policy Editor 2.1」をリリースした。
SELinux Policy Editorは、日立ソフトウェアエンジニアリングによって開発された、SELinuxのポリシーを編集するためのツール。SELinux Policy Editorは、GUIによる設定と、単純化ポリシーから構成される。このツールは、難解で煩雑なSELinux設定を簡略化することが目的。GUIによるツールであるというだけでなく、単純化ポリシーを搭載しているというところも特徴の一つだ。
今回のリリース、バージョン2.1では、rpmパッケージの品質が向上しており、Fedora Core 6に対応している。また、Fedora Extrasに取り入れられたため、yumを利用して簡単にインストールすることができる。他に、不具合の修正などが施されている。
(川原 龍人/びぎねっと)