オープンソース
リレーショナルデータベース「SQLite 3.7.17」リリース
SQLite.orgは5月20日（現地時間）、リレーショナルデータベースエンジンSQLiteの最新版、「SQLite 3.7.17」をリリースした。
SQLiteは、Cで実装されたRDBMS。軽量であり、中小規模のデータベースに向けて開発されている。APIはシンプルで、ライブラリを呼び出すだけで利用できる。データの保存には単一のファイルを利用する。種々のアプリケーション、Perl、Python、Rubyなどの言語からの利用も可能。
「SQL 3.7.17」では、メモリマップI/Oを利用したディスクアクセスを行うオプションが追加された。これによって、ファイルアクセス時のメモリコピーを減らし、メモリ利用量の削減も図る。その他に、データベースヘッダにアプリケーションIDとして整数型を付加し、データがどのアプリケーションに属しているかがわかるようになった。
「SQLite 3.7.17」は、Linux、Mac OS X、Windowsに対応しており、プロジェクトのWebサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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