富士通は4月19日、同社メインフレーム向けデータ連携ソフトウェア「FUJITSU Software DB-EXPRESS」、高速リモートアクセスソフトウェア「FUJITSU Software Remote Access eXtension」において、データベースソフトウェアとの連携強化などのエンハンスを行い、2013年4月より順次提供を開始すると発表した。これにより、最新のICT環境からメインフレーム上の基幹データを、既存のアプリケーションに手を加えることなく有効活用することができるという。

すでに提供が開始されている、スマートデバイスやクライアント上のブラウザから基幹データへのアクセスを実現するサーバ導入型エミュレータ「FUJITSU Software WSMGR for Web V7.2」と合わせることで、最新のICT環境を活用したワークスタイル変革を援助するという。

このほか、スマートデバイスの操作性はそのまま生かし、メインフレーム上の業務を直接利用可能にする「WSMGR for Web」や、メインフレーム上の業務をWebサービスとしてスマートデバイスやクライアント上のブラウザから利用可能とする「FUJITSU Software Interstage Host Access Service」などを合わせて活用することで、ユーザのシステムおよびビジネス形態に則した基幹データの活用方法を選択でき、メインフレームシステムのモダナイゼーションに貢献する。

(川原 龍人/びぎねっと)

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