ソフトイーサ は10月22日、遠隔操作ウイルスによる冤罪防止のための通信記録・プロセス起動記録ソフトウェア、「パケット警察」をフリーウェアとしてリリースした。

「パケット警察」は、近頃日本において遠隔操作ウイルスにより知らない間にPCが踏み台にされ冤罪を引き起こす事件が頻発していることを鑑み、ユーザの不安を解消するとともに、自己の無実を証明するための重要な証拠として利用できるツールとして開発されたソフトウェア。

「パケット警察」は、PCの通信記録やソフトウェアの起動記録を監視し、自動的にハードディスク上に蓄積するソフトウェア。遠隔操作ウィルスによってPCが犯罪者にリモート操作され「踏み台」となった場合、ウィルスの起動記録や犯人の通信記録がすべてログに残る。Windowsのシステム権限で動作し、ログファイルは一般ユーザ権限で消去できない。このため、一般的な遠隔操作ウイルスの手口では「パケット警察」の動作を止めたりログファイルを消去・改ざんしたりすることは困難だという。

対応OSは、Windows Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012 (32bit/64bit)。また、IPv4のほかIPv6にも対応している。

「パケット警察 for Windows」は、Webサイトから無償でダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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