オープンソース
システムレスキューに特化したディストリビューション「SystemRescueCd 2.7.0」リリース
SystemRescueCd Teamは5 月12日(現地時間)、Linuxディストリビューション「SystemRescueCd 2.7.0」をリリースした。
SystemRescueCdは、システムクラッシュ時のレスキューに特化した、ワンCD-Linuxディストリビューション。Gentoo Linux Live CDをベースに構築されており、データ復旧、バックアップ、パーティショニング、ネットワークツールなどのツールが充実している。ファイルシステムは、ext2/ext3/ext4、XFS、reiserfs、btrfs、jfs、vfat、NTFSをサポートしている。
「SystemRescueCd 2.7.0」では、dpkg、debootstrap、rpmなどのDebian系・Red Hat系双方のパッケージ管理ツールも加わっている。各ファイルシステム向けのツールもアップデートされている。
対応アーキテクチャは、i586/amd64。CD-ROMのISOイメージは、プロジェクトのWebサイトから入手できる。なお、USBメモリからブートすることもできるが、その場合は、ISOイメージ内のファイルを自分でUSBメモリにコピーする必要がある。
(川原 龍人/びぎねっと)
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