オープンソース

軽量Linuxディストリビューション「Tiny Core 4.2」リリース

Team Tiny Coreは12月26日(現地時間)、軽量Linuxディストリビューション「Tiny Core」の最新版、「Tiny Core 4.2」をリリースした。

「Tiny Core」は、容量がわずか10MB程度の軽量Linuxディストリビューション。カーネルにLinux kernel 2.6を採用し、グラフィックシステム「Tiny X」やウィンドウマネージャー「Jwm」「Busybox」「Fltk」などを搭載している。

Tiny Coreの特徴は、ネットワークを経由してオンラインリポジトリにアクセスし、必要なアプリケーションのみをダウンロードし、利用するという点。このため10MBという軽量化が実現されている。

「Tiny Core 4.2」では、「Tiny CorePlus」と呼ばれる拡張機能が利用できるようになった。Tiny CorePlusは「MultiCore」に代わる機能で、Tiny Coreのコンセプトを簡単に利用できるよういくつかの拡張機能があらかじめ導入されている。ファイルサイズは48MBと大きくなっているが、ブートマネージャでウィンドウマネージャや起動オプションを選択できるようになっている。

Tiny Coreは、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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