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The SeaMonkey Project、「SeaMonkey 2.6」リリース
The SeaMonkey Projectは12月22日(現地時間)、Mozilla Suiteの後継となる「SeaMonkey 2.6」を発表した。
SeaMonkeyは、Web ブラウザ、メールクライアント、WYSIWYG の Web ページ作成機能、IRC チャットクライアントが同梱されている、インターネットスィート。Web 開発者向けののDOM インスペクタやJavaScript デバッガツールも同梱される。
SeaMonkeyは、Mozilla Foundationがスイート製品の開発を中断した際に、Mozillaのスイートコードベースを中核にして開発が進められているインターネットスイート。SeaMonkeyは、先代の Mozilla Application Suite や Netscape Communicatorの外見・操作性を備えつつ、ドラッグ・アンド・ドロップで並び替えができるタブ、電子メールのフィッシング検出機能、複数アカウントを管理するためのグローバルボックス、Scalable Vector Graphics(SVG)のサポートなど、いくつかの新機能が搭載されている。
SeaMonkey 2.6は、GeckoエンジンにFirefox 9のものが採用されたほか、HTML5コンテキストメニューへの対応、印刷プレビュー機能の追加などの改良などが施されている。SeaMonkey 2.6は、Windows、Mac OS Xのほか、Red Hat Linux、DebianなどのLinuxディストリビューションに対応している。
SeaMonkey 2.6は、Webサイトから無償でダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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