オープンソース
ユビキタス、Linux/Android高速起動ソリューション「Ubiquitous QuickBoot Release 1.2」を発売
ユビキタスは10月19日、Linux/Androidシステムの高速起動ソリューション「Ubiquitous QuickBoot」のソフトウェア開発キット(SDK)最新版となる「Ubiquitous QuickBoot Release 1.2」の提供開始を発表した。
QuickBootは、ユビキタスが独自開発した起動技術のソフトウェア製品。アプリケーション側で使用しているメモリ量に依存せず、電源オフの状態から数秒での高速起動を実現する。Linux/Androidベースの組込み機器は、高機能化とともにシステムサイズが増大し、起動時間が遅くなる傾向にあるが、QuickBootのSDKを組み込むことにより起動時間短縮を実現する。
「QuickBoot Release 1.2」の機能強化ポイントは、スナップショットイメージの圧縮機能サポート、差分アップデート機能のサポート、Android 2.3の追加サポート、オープンソースソフトウェアの活用可能化など、となっている。
(川原 龍人/びぎねっと)