オープンソース

「LibreOffice 3.4」リリース

The Document Foundationは6月3日(現地時間)、「LibreOffice 3.4」を正式リリースした。

「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススイートの開発に当たっているコミュニティ。

The Document Foundationは、SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューションの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOfficeの開発に当たる。「LibreOffice 3.4」では、ワードプロセッサ「Writer」のハイライト機能を強化したり、「DataPilot」におけるフィールドの扱いを容易にするなど、いくつかの機能強化・改善が施されている。一方、いくつかの不要になった機能が削除され、コードが整理されている。

「LibreOffice 3.4」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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