オープンソース
「Scientific Linux 4.9」リリース
Fermi National Accelerator Laboratoryは4月21日（現地時間）、Linuxディストリビューション「Scientific Linux 4.9」をリリースした。
Scientific Linuxは、Red Hat Enterprise LinuxのソースコードをリビルドしたものをベースにしたLinuxディストリビューション（Red Hatの商標に関する部分は取り除かれている）。元となるRed Hat Enterprise Linux 4.9のリリース開始後3年間は、サポートが継続される予定。今回のリリースは、最新系列の1つ前、「Red Hat Enterprise Linux 4.x」系列の流れを汲んだリリースとなる。
Scientific Linuxは、高エネルギー物理学などの分野で利用されるパッケージが追加されており、高エネルギー物理学実験や原子核実験のプロジェクトでも採用されている。
対応プラットフォームは、i386とx86_64。Scientific LinuxのISOイメージは、Webサイトから無償でダウンロード・入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
