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Mozilla、「組み込みGecko」のサポートを終了する方針を発表、「Camino」に影響も

The Camino Projectは3月28日、Mojillaがレンダリングエンジン「Gecko」の「組み込み」のサポートを終了する方針を明らかにしたと発表した。

MozillaのBenjamin Smedberg氏の投稿によると、Firefoxを中心とした技術展開を図ること、バイナリ互換の維持が非効率的であることなどを理由に、組み込みGeckoサポート終了の方針を打ち出した。

これを受け、Geckoを利用したMac OS X専用のWebブラウザ「Camino」の、今後をどうするかという議論が始まっている。Caminoの、現在開発中の「Camino 2.1」については、「Firefox 3.6」に採用されているGeckoを利用しており、本バージョンは予定通りリリースされる見通しだという。しかし、その後のバージョンについては不透明であり、WebKitへの乗り換えなどの可能性を模索するという。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
MozillaのBenjamin Smedbergによる投稿
Camino ProjectのBlogによる記事