オープンソース
CentOS 4系列の最新版「CentOS 4.9」リリース
The CentOS development teamは3月3日(現地時間)、CentOSの最新版「CentOS 4.9」をリリースした。
CentOSは、RedHatが公開したソースコードを元に、同社の商標・商用パッケージを除いてビルドし直したLinuxディストリビューション。 今回リリースされたCentOS 4.9は、「Red Hat Enterprise Linux 4.9」をベースにしている。
CentOS 4.9は、「CentOS 4系列」の最終リリースとなる予定で、今後は、現在の最新系列であるCentOS 5系列、および本年中にリリースされる予定のCentOS 6系列の開発が予定されており、サポートもそちらに移行するため、ユーザはCentOS 5および6系列への移行が推奨される。
CentOS 4.9の対応プラットフォームはi386とx86_64。なお、CentOS 4.9のインストールCDは用意されずCentOS 4.8をインストールした後、yumを利用してアップグレードする形で利用できるようになる。CentOS 4.8のインストールCDのISOイメージは、Webサイトおよびミラーサイトから無償でダウンロード・利用することができる。
(川原 龍人/びぎねっと)