オープンソース
会津若松市、公共インターネットパソコンにUbuntuを搭載したPCを導入
会津若松市は2月17日、同市内の公民館にある公共インターネットパソコンに、Ubuntuを搭載したPCを導入したと発表した。なお、公民館のほかにも、コミュニティセンターや体育館などで導入が検討されている。
会津若松市は、市役所のPCにOpenOffice.orgを導入するなど、これまでもオープンソースソフトウェアを積極的に導入してきた。同市では、OSのメーカーサポートが終了したことによって、機器の更新が課題となっていたことを受け、同市の推進するオープンソースソフトウェアを活用することで、庁内で使用期間を終えた事務用パソコンをリサイクルし、新しいコストをかけずに機器を整備した。
ハードウェアは2004年製のデスクトップPCで、OSはUbuntuLinux 10.4、WebブラウザはFirefox。コンテンツフィルタを搭載しており、危険なサイトへはアクセスできないようになっている。また、耐久性向上のため、ハードディスクを使用せず、USBメモリからOSを起動するようになっている。デスクトップなどパソコン本体に保存したデータは、次の起動時に消去される。
(川原 龍人/びぎねっと)
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