米Oracleは12月15日（現地時間）、オープンソースのオフィススイートOpenOffice.orgをベースとした商用版オフィススイート「Oracle Open Office」と、同オフィススイートのWebアプリケーション「Oracle Cloud Office」を発表した。

「Oracle Open Office」は、ワードプロセッサ、表計算、プレゼンテーション、図形描画、データベースなどのアプリケーションからなるオフィススイート。標準のフォーマットとしてOpenOffice.orgの「ODF」を採用。Microsoft Officeとの互換性も保っている。「Oracle Open Office 3.3」では、Oracle Business Intelligence Serverや、「Oracle E-Business Suite」「MySQL」「Microsoft SharePoint」とのコネクタが提供されており、これらと連携させることができる。

「Oracle Cloud Office」は、Webアプリケーションとして提供されるオフィススイート。ワードプロセッサと表計算が提供され、Oracle Open Officeとの連携機能も備えている。Webアプリケーションとして提供されるため、iPhoneなどのモバイル端末などを利用したWebからのアクセスにも対応している。

(川原 龍人/びぎねっと)

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プレスリリース
Oracle Open Office
About Oracle Cloud Office（pdf）