オープンソース
「OpenBSD 4.8」リリース
OpenBSD Projectは11月1日(現地時間)、 UNIX系OSであるOpenBSDの最新版、「OpenBSD 4.8」をリリースした。
今回のリリースでは、Intel/ATIチップでACPIベースのサスペンドとレジュームを利用可能とした。その他、各種プラットフォームへのドライバ対応強化などの機能向上が施されている。そのほか、最新のアプリケーションが採用されている。
OpenBSDは、安全性を最重要視したBSD系統のOSで、「デフォルトインストールで高セキュリティ」という方針の下で開発が続けられている。 OpenBSD Projectによると、「長年に渡って、デフォルトインストールでのリモートセキュリティホールは2つだけ」だという。対応プラットフォームは、 Alpha、AMD64、i386、MIPS、PowerPC、SPARC、Zaurusなどとなっている。
「OpenBSD 4.8」はミラーサイトから自由に入手できるほか、3枚組CD-ROMセットも用意されており、OpenBSDプロジェクトのWebサイトから注文することができる。
(川原 龍人/びぎねっと)