オープンソース
「Ubuntu 10.10」リリース
Ubuntu Teamは10月10日、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版、「Ubuntu 10.10 “Maverick Meerkat”」をリリースした。
Ubuntuは、Debian GNU/Linuxをベースとしたディストリビューション。Ubuntu Teamは6ヶ月ごとの新バージョンリリースを宣言しており、今回のリリースも前回の「10.04」から6ヶ月経過してのリリースとなる。Ubuntuの特徴としては、「初心者でも使いやすいディストリビューション」を目指していることが挙げられる。
今回は、サーバ版・デスクトップ版・ネットブック版ともに新しくリリースされている。デスクトップ版では、クラウドサービス「Ubuntu One」の強化が一つの目玉となっており、Android、iPhoneなどとの親和性が改善された。その他クラウド関係の機能強化が施されている。サーバ版でもAmazon EC2互換のクラウド構築環境「Ubuntu Enterprise Cloud」が採用されるなど、クラウド関係の機能向上が図られている。その他にも、数多くの新機能搭載、機能改善が施されている。
Ubuntu 10.10は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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ニュースリリース(日本語訳)
Ubuntu Japanese Team