オープンソース
デスクトップ環境「KDE SC 4.5」リリース
KDEは8月10日(現地時間)、デスクトップ環境「KDE Software Compilation」(KDE SC)の最新版となる「KDE SC 4.5」をリリースした。
「KDE SC」は、従来のデスクトップ環境「KDE」から呼称が変更されたもの。「KDE SC 4.4」のリリースより、プロジェクトの名称が「KDE」となり、ソフトウェアの名称が「KDE Software Compilation」(KDE SC)となっている。
「KDE SC」は、デスクトップ環境「KDE」から呼称が変更されたもの。今後、プロジェクトの名称を「KDE」、ソフトウェアの名称を「KDE SC」とするという。
「KDE SC 4.5」は、安定性の向上に重点が置かれたリリースとなっている。KDE SC専用のブラウザ「Konqueror」がWebKitエンジンに対応したほか、タスクバー・ウィジェットエンジンの「Plasma Desktop」および「Plasma Netbook Workspaces」の改善ほか、いくつかの搭載アプリケーションの強化が施されている。
KDE SC 4.5は、KDEのWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)