オープンソース

Cライブラリのglibc最新版、「glibc 2.40」リリース

GNU Projectは7月22日(現地時間)、UNIX系OSなどで広く利用されているCライブラリであるGNU C library(glibc)の最新版、「glibc 2.40」がリリースされた。glibcは、C言語で記述されたプログラムで利用される関数のフリーなライブラリであり、Linuxでは事実上の標準実装となっている。

「glibc 2.40」では、GNU Cライブラリにおいて機能テストマクロISOC23_SOURCEをサポートしたほか、いくつかのISO C23関数ファミリ(TS 18661-4:2015)がでサポートされた。また、新しいglibc.rtld.enable_secureを使ってプログラムを実行できるようになるなど、複数の機能強化・変更が施されたほか、不具合の修正も施されている。

「glibc 2.40」のソースコードは、GNU Projectのダウンロードページや、ミラーサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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GNU C library(glibc)
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