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Linuxディストリビューション「OpenMandriva Lx 24.07 “ROME”」リリース

OpenMandriva Associationは7月20日(現地時間)、Linuxディストリビューション「OpenMandriva Lx 24.07 “ROME”」をリリースした。

 「OpenMandriva Lx(OMLx)」は、フランスのMandriva社が開発していたMandrake Linuxから派生したLinuxディストリビューション。現在ではOpenMandriva Associationが開発に当たっている。「OpenMandriva “ROME”」は、最先端の機能を指向するユーザ向けにローリングリリース形式で提供されるLinuxディストリビューション(なお、安定指向のユーザのためには「OpenMandriva “Rock”」が提供されている)。

 「OpenMandriva Lx 24.07 “ROME”」はカーネルにLinux 6.10を採用しており、デスクトップ環境にKDE Plasma 6.1、GNOME 46.3、LXQt 2.0が利用できるほか、KDE Gear 24.05.2およびKDE Frameworks 6.4が同梱されている。また、LibreOffice Suite 24.2.5や LLVM/Clang 18.1.8、GCC 14.1.0、Glibc 2.39、systemd 255.7、Mesa 24.1.4が利用できる。

 「OpenMandriva Lx 24.07 “ROME”」は、WebサイトおよびGitHubから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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