オープンソース

「Wine 9.13.0」リリース

Wine HQは7月13日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 9.13.0」をリリースした。

Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。

「Wine 9.13.0」では、ODBC Windowsドライバの読み込みをサポートしたほか、共有メモリ内のuser32データ構造の増加、CMD.EXEエンジンの強化など、など、複数の機能強化・修正が行われている。

「Wine 9.13.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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