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Mozilla、メールクライアント「Thunderbird 3.1」をリリース

Mozilla Foundationは6月25日、メールクライアント「Thunderbird 3.1」をリリースした。

Thunderbirdは、柔軟なカスタマイズ性を持つメールクライアント。RSSおよびニュースグループクライアントも備える。POPとIMAP 双方のプロトコルをサポートし、HTML形式のメールにも対応している。RSS リーダー、ニュースグループリーダーも兼ね備えており、迷惑メールフィルタ、フィッシング詐欺対策など様々な機能を持っている。

Thunderbird 3.1では、メッセージ検索の高速化、旧バージョンからのアップグレードの簡素化、法人導入の簡素化などが特徴になっている。メッセージ検索の高速化に関しては、メッセージの索引作成にかかる時間を短縮するとともに、全文検索も高速になっている。また、開いているフォルダ内のメッセージを、直感的なユーザインタフェースですばやく絞り込む新機能「クイックフィルタツールバー」も搭載されている。

「Thunderbird 3.1」は、MPL・GPL・LGPLのトリプルライセンスの下で配布されている。Windows版、Linux版、Mac OS X版が用意されており、それぞれWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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