オープンソース
SRA OSS、PostgreSQLベースの「PowerGres V15」を発表
SRA OSS 日本支社は12月1日、オープンソースデータベースソフトウェア「PostgreSQL 15」をベースとした「PowerGres V15」を発表した。
「PowerGres V15」は、オープンソースのリレーショナルデータベース「PostgreSQL V15」にデータベース操作ツール追加し、商用版としたもの。製品サポートも提供される。現在、Windows向け「PowerGres on Windows」、およびLinux向け「PowerGres on Linux」が提供されている。
「PowerGres V15」では、新たにストリーム送信やバイナリ転送モードが導入され、ロジカルレプリケーションの性能が向上したほか、Btreeインデックスサイズの肥大化抑制、新たにSQL標準のMERGE文がサポートされるなど、いくつかの機能強化および変更が施されている。
「PowerGres V15」の価格は、製品価格54,000円に年間契約のサポートサービス価格(1年契約の場合88,000円、いずれも税別)を加えたものとなる。製品のみの購入はできず初年度のサポート契約が必須となっている。また、試用可能な無償評価版のダウンロードサービスも開始されおり、PowerGresのWebサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)