AI・データサイエンス
富士通の自動機械学習技術とAI公平性技術が、Linux Foundationのオープンソースプロジェクトとして始動
富士通は9月15日、The Linux Foundationに対し独自開発してきた自動機械学習技術とAI公平性技術をオープンソースソフトウェアとしてプロジェクト提案し、それぞれ新プロジェクト「SapientML」と「Intersectional Fairness」として承認され、始動したと発表した。
「SapientML」と「Intersectional Fairness」は、最新のAIを簡単かつ安全に使えることを目指すAI民主化を強く支援するものとなっている。
「SapientML」は、高速に説明性の高いAIモデルを作成可能にする自動機械学習技術プロジェクトとなっており、表データから説明付きの機械学習モデル作成コードを高速に自動生成する自動機械学習技術を開発する。
「Intersectional Fairness」は、学習データの偏りなどが原因で、ある特定のグループに対して意図せず不公平な結果を導き出してしまう問題に対応するために、年齢や性別、国籍などの複数の属性が特定の条件で組合わされた時に現れる交差バイアスも容易に検知・改善するAI公平性技術を開発する。
(川原 龍人/びぎねっと)
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