オープンソース
「Ubuntu 22.10(Kinetic Kudu)」リリース
Ubuntu Teamは10月20日(現地時間)、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版、「Ubuntu 22.10 “Kinetic Kudu”」をリリースした。
「Ubuntu 22.10 “Kinetic Kudu”」は、IoT用途向けなどに対応する機能が大きく拡充されている。新世代のセキュアなIoTを実現することに注力しており、組み込み用途やリモート開発に対して大きな改善が施されたリリースとなっている。
また、「Raspberry Pi」へのサポートが強化されており、たとえば「Raspberry Pi Pico W」などへの「MicroPython」がサポートされた。また、開発者向けに、「Ruby」「Go」「GCC」「Rust」が最新バージョンにアップグレードされたほか、デスクトップについても機能強化が施されており、デスクトップ用途でも新しい技術が利用できるようになった。
「Ubuntu 22.10」のインストールイメージは、Webサイトからダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)