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IIJ、ゼロトラストを実現する新しいリモートアクセスサービス「IIJフレックスモビリティサービス/ZTNA」を発表
IIJは1月25日、ゼロトラストの考え方に基づいてセキュリティを強化した新たなリモートアクセスサービス「IIJフレックスモビリティサービス/ZTNA」を発表した。セキュアなVPN接続に加えて、ユーザや端末の状態に応じたきめ細かなアクセス制御や、通信のモニタリング・可視化によるセキュリティリスクの把握、トラブルシュートが可能になるZTNA機能を追加し、セキュリティレベルの高いリモートアクセス環境を実現する。
IIJでは、現在働き方改革や感染症対策などでテレワークが日常化し、さらに企業のIT基盤がクラウドへシフトする流れなどを踏まえ、ユーザや端末の状態に応じたアクセス制御やリスク管理など、ゼロトラストの考え方をベースにしたよりセキュリティレベルの高い接続形態へのニーズに応えるため、新リモートアクセスサービス「IIJフレックスモビリティサービス/ZTNA」を提供する。
「ゼロトラスト」とは、社外は危険・社内は安全など境界型防御の考え方と異なり、「すべて信頼できない」を前提とし、常に安全性を検証して対策を講じるセキュリティの考え方。「IIJフレックスモビリティサービス/ZTNA」では、最適化された快適なVPN接続の提供、セキュアな接続コントロール(アクセス制御)、通信の可視化により利用状況やリスク把握(モニタリング)などを提供する。
IIJでは、必要な機能に応じて、「Starter」、「Core」、「Complete」の3プランを用意している。提供開始は1月31日。
(川原 龍人/びぎねっと)