オープンソース
「Debian GNU/Linux 11(Bullseye)」リリース
Debian Projectは8月14日(現地時間)、LinuxディストリビューションDebian GNU/Linuxの最新版「Debian GNU/Linux 11.0」(コードネームBullseye)を正式リリースした。
Bullseyeではcontrol groups v2(cgroups-v2)をサポートし、systemdがデフォルトでcgroups-v2を使用するようになった。他に、永続的systemdジャーナル機能がデフォルトで有効になり、ドライバレスでのスキャンと印刷をサポートしたほか、kernelによる exFAT サポートが搭載されるなど、数多くの変更が加わっている。
Bullseyeがサポートされているアーキテクチャは、 amd64、i386、Intel IA-64(ia64)、SPARC、MIPS、mps64el ppc64el、IBM S/390、AMD64、armel、arm64、ARMv7、ppc64elなど。Bullseyeは、通常のインストールメディアに加え、CD-ROMやUSBメモリなどのライブイメージでも起動できる。
「Debian GNU/Linux 11.0」(Bullseye)は、Webサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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