オープンソース
「OpenBSD 6.9」リリース
OpenBSD Projectは5月1日(現地時間)、 UNIX系OSであるOpenBSDの最新版、「OpenBSD 6.9」をリリースした。
「OpenBSD 6.9」では、開発初期段階ながらApple M1 MacにおけるOpenBSDマルチユーザ起動を実装したほか、powerpc64プラットフォームサポートの改善
ネットワークスタックのマルチコア対応を改善するなど、いくつかの機能強化が加わっている。
OpenBSDは、安全性を最重要視したBSD系統のOSで、「デフォルトインストールで高セキュリティ」という方針の下で開発が続けられている。 OpenBSD Projectによると、「長年に渡って、デフォルトインストールでのリモートセキュリティホールは2つだけ」だという。対応プラットフォームは、 Alpha、AMD64、i386、MIPS、PowerPC、SPARC、Zaurusなどとなっている。
「OpenBSD 6.9」はミラーサイトから入手できるほか、CD-ROMセットも用意されており、OpenBSDプロジェクトのWebサイトから注文することができる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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