オープンソース
コンパイラ基盤「LLVM 12.0.0」リリース
LLVM Developer Groupは4月15日(現地時間)、「LLVM Compiler Infrastructure(LLVM)12.0.0」をリリースした。
「LLVM(Low Level Virtual Machine)」は、コンパイル時、リンク時、実行時など、さまざまな時点でプログラムを最適化するよう設計された、さまざまなプログラミング言語を網羅しているコンパイラ基盤。仮想マシンをターゲットとした中間言語を生成し、その仮想マシンに向けたコードを特定のコンピュータに最適なコードに変換する。この作業は言語・アーキテクチャの双方から独立しているため、様々な言語およびアーキテクチャに対応できる。
「LLVM 12.0.0」では、LLVMBuild.txtが削除された代わりにCMakeアプローチを利用するようになったほか、llvm-readobj、llvm-readelf、llvm-mcaなどのツールに改良が加わるなど、複数の変更が加わっている。
「LLVM 12.0.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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