サーバー/ネットワーク
ぷらっとホーム、大規模分散データ処理システム導入支援製品でPFIと協業、開発に着手
ぷらっとホームは11月19日、プリファードインフラストラクチャー(PFI)と協業し、膨大なデータの高速処理が可能なHadoopを活用した分散データ処理システム導入支援製品の開発に着手したと発表した。
Hadoopは、数台~数千台の計算用サーバ群と、それらへのデータ配分およびデータ集約を行う管理サーバからなる、ペタバイトクラスの大規模データの高速処理が可能な計算技術。Hadoopは、大手企業・団体では導入実績があるが、高い技術力とノウハウが必要なことから、一般的な企業では普及が進んでいない。今回のPFIとの協業により、同社は、構想から導入作業、運用時の拡張や最適化までを包括するコンサルティングと、ハードウェア・ソフトウェアを含むシステムを、一括して提供する企業向け製品の開発を進める。
同製品の提供にあたっては、PFIがHadoopに関するコンサルティングと検証、その他技術的支援を行い、ぷらっとホームがサーバやネットワーク機器といったハードウェアの提供と構築、および販売業務を担当する。
同製品は11月19日より開発を開始し、2010年1月中旬より販売を開始する予定。
(川原 龍人/びぎねっと)
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