オープンソース
Google、オープンソースのプログラミング言語「Go 1.16.1/1.15.9」リリース
Googleは3月11日(現地時間)、オープンソースのプログラミング言語Goの正式版、「Go version 1.16.1」をリリースした。
Goは、Pythonのようなダイナミック性と、C/C++のようなコンパイル言語の特徴を併せ持ったプログラミング言語。コンパイラとランタイムライブラリから構成されており、短時間でコードのコンパイルが可能。並列プログラミングもサポートしている。インタプリタ言語とコンパイル言語の長所を採り入れ、新たなポジションの確立を目指している。
Go言語は、Windows、Mac OS X、FreeBSD、Linux、Androidのほか、DragonFly BSDやSolarisに対応している。「Go 1.16.1/1.15.9」では、encoding/xmlにおいて無限ループに陥る脆弱性(CVE-2021-27918)およびarchive/zipに存在する脆弱性(CVE-2021-27919)が解消されている。
「Go 1.16.1/1.15.9」は、Linux版とMac OS X版がWebサイトに公開されている。ライセンスはBSDベースの独自ライセンスとなっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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