オープンソース
Red Hat、CentOS開発方針の変更に伴うRHELの無償オプションプログラムを発表
Red Hatは1月20日(現地時間)、「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)の無償オプションプログラムを発表した。
発表されたプログラムは、「No-cost RHEL for small production workloads」と「No-cost RHEL for customer development teams」の2つ。
「No-cost RHEL for small production workloads」は、無償でRHELを実装できるオプション。従来より、Red Hat Developerプログラムにより、単一マシンかつ開発用途の利用に限定されて無償で提供されていた。この「No-cost RHEL for small production workloads」では、小規模な運用環境向けとして、個人開発者向けに、16システムまで無償で提供される。
「No-cost RHEL for customer development teams」では、開発者プログラムを個人からチームに拡大する。これにより、既存のサブスクリプションに無償で開発チームを加えられるようになる。Red Hat Cloud Access経由でRHELを実装できるほか、Amazon Web Services(AWS)、Google Cloud Platform、Microsoft Azureなどでもパブリッククラウドで動作させることもできる。
なお、Red Hatでは、今後もRHELに容易にアクセスできるオプションを追加していく方針を発表している。
(川原 龍人/びぎねっと)
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