オープンソース
米Red Hat、「Red Hat Enterprise Linux 8.3」を発表
米Red Hatは10月29日(現地時間)、同社の企業向け Linux OSの最新版、「Red Hat Enterprise Linux 8.3」の提供を開始した。最新系列「Red Hat Enterprise Linux 8」の最新版となる。
「Red Hat Enterprise Linux 8.3」では、カーネルに「Linux 4.18」を採用。設定ツール「Red Hat System Roles」を強化し、カーネル・ログ設定、SAP HANA、SAP NetWaverなどが新たにサポートされた。また、BuildahとSkopeoのコンテナイメージが一新され、コンテナ管理ツール「Podman 2.0」が追加されるなど、クラウド関連の機能強化も加わっている。その他、「Application Streams」の強化など、複数の機能強化、不具合修正などが施されている。
「Red Hat Enterprise Linux」は、ポイントリリースを6か月ごとに公開するリリースサイクルが発表されており、今回のリリースはこれに則ったものとなっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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