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ミラクル・リナックス、高可用性クラスタ構築製品「MIRACLE CLUSTERPRO V3.1」を発売

ミラクル・リナックスは12月6日、「MIRACLE LINUX V4.0 – Asianux Inside」とNECの「CLUSTERPRO for Linux」を組み合わせた高可用性クラスタ製品「 MIRACLE CLUSTERPRO V3.1 – Asianux Inside (MIRACLE LINUX V4.0 バンドル)」を、12 月12日(月)より出荷開始すると発表した。

この製品では、Linuxカーネル2.6を採用しており、大きな負荷がかかったときにも安定して動作する、堅牢なクラスタシステム環境を提供する。また、Asianux 2.0の強化ポイントであるカーネルダンプ収集機能の強化により、ミッション・クリティカルシステムに必須とされるカーネルダンプ解析の機能を向上している。

また、今回の製品には、独自のCLUSTERPROログ収集機能に、独自の詳細なOSログや Oracle Databaseのログを一括収集できる機能を追加している。これにより、これまで別々に収集していたログ収集作業を一括で行うことができ、作業負担の軽減と、障害発生時の障害解析プロセスを円滑に行なうことができる。

「MIRACLE CLUSTERPRO」には、MIRACLE LINUX 2ノードライセンスとCLUSTERPRO 2CPUライセンスをバンドルしており、いずれもx86-32bitプラットフォームとx86-64ビットプラットフォームの双方に対応している。それぞれに対して、共有ディスクを使用する「MIRACLE CLUSTERPRO SE」と、データミラーを使用する「MIRACLE CLUSTERPRO LE」が用意される。販売価格は、いずれも600,000円(税別)となっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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