ハードウェア
Moxa、AI・IoTコンピューティングに対応する堅牢な世界最小クラスのエッジコンピュータ「MC-1220シリーズ」を発表
Moxaは8月6日(現地時間)、過酷な環境でAI・IoTコンピューティングに対応する堅牢な超小型エッジ・コンピュータ「MC-1220シリーズ」を発表した。
今回発表された「MC-1220シリーズ」は、堅牢なエッジ・コンピュータで、Intel Core i7/i5/i3プロセッサと複数の拡張インターフェースが搭載されている。拡張インターフェースにはVPUなどのハードウェア・アクセラレータを組み込むことができ、AI・IoTアプリケーション開発のためのIntel OpenVINOツールキットをサポートしている。このコンピュータは、堅牢なコンピューティング・プラットフォーム構築に関するMoxaの専門知識に基づいて設計されており、広い動作温度範囲での使用が可能で、屋外や危険な環境での設置に関するC1D2/ATEX Zone 2認証を取得している。さらに、このコンピュータはファンを必要としない超小型設計で、Core i7プロセッサを搭載した産業用コンピュータでは世界最小クラス(高134 x 幅60.4 x 奥120 mm)となっている。また、複数のWi-Fi/セルラー接続オプションをサポートしているため、ワイヤレス・ゲートウェイを新たに追加する必要がない。
(川原 龍人/びぎねっと)