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JPCERT/CC、機密情報を適切に共有するためのプロトコル「Traffic Light Protocol (TLP)」に関するガイダンスを公開
JPCERT/CCは8月18日、「TRAFFIC LIGHT PROTOCOL (TLP)」において、機密情報を適切に共有するためのプロトコル「Traffic Light Protocol (TLP)」に関するガイダンスを公開した。
このガイダンスは、CSIRT (Computer Security Incident ResponseTeam)で構成されるフォーラム「FIRST」によって作成されたもの。TLPは電子メールや文書に指定の色情報を示すことによって、そこに記載された情報の公開範囲を明確にするプロトコル。情報共有の促進を目的に作られたもので、機密情報を確実に適切な組織または人に共有するために使われる一連の標示となる。
TLPでは、情報の公開範囲に対応して以下の4つの色情報が規定されている。
RED: 公開不可、関係者限定
AMBER: 限定公開、関係者が所属する組織内で共有可能
GREEN: 限定公開、コミュニティ内で共有可能
WHITE: 制限なく共有可能
(川原 龍人/びぎねっと)
